グーグルによるモトローラ買収
アップルに徹底対抗するグーグル。
ついにメーカーに転身すべくモトローラを買収してしまった。
上記がモトローラのシェアである。
米携帯端末でシェアはトップ。
ただ、世界販売シェアを見てみるとどうか。

モトローラが善戦しているとは言いがたい。
グローバル市場においても、samsungとapple二強が大きな力を発揮している。


実際グーグルの株価は動かず、逆に低下。ダウ平均が上昇しているのにもかかわらずだ。
直近のパフォーマンスを見てみてもそこまで割高というようにも映らない。
市場へのインパクトは限定的。ただ、モトローラ(MMI)は爆騰している。

グーグルの収入は広告収入が大半を占める。
そこにモトローラの製品が加わるのだ。
グーグルはメーカーとしての未知の世界に突入する。
しかも、アンドロイドはモトローラの他のメーカーにも搭載されている。アンドロイドを様々なメーカーに無料配布し、広告収入源を広げていくのがグーグルだった。今までの顧客と競合関係を持つことになる。そこにはメリットがあるのだろうか。
アップルに対抗するためとはいえ、グーグルはどこか一線を超えてしまったような気がする。
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