預金準備率:0.5引き上げ。18.5%と過去最高水準。
→インフレと物価高騰の抑制。
※中国の消費者物価は4.4%。
「人民銀の指摘によると、今回の引き上げのねらいは流動性の管理を強化し、通貨の貸出や投入を適切に調整することにあるという。おおまかな試算によると、預金準備率を0.5ポイント引き上げると、銀行システムの流動性資金約3千億元が一時的に凍結されることになる。」
朝日新聞 2010年11月22日14時17分
注目:政策金利と預金準備率は違う!
政策金利…貸し出しと預金の金利
1年物貸出基準金利
1年物預金基準金利
→投資抑制
預金準備率…中央銀行に民間の銀行が預けなければならない比率
→流動性抑制
→中国経済が今過熱気味で投資を抑制しているというわけではない。市場の過剰流動性を抑え、インフレと物価の抑制をしようとしているのだ。
ハンセンは上昇しているが、上海は割安!
「もっとも、これは短期的な要因である。上海総合指数 の市場平均PERは20倍を切っており、本土市場としては依然として割安な水準である。1-9月までの企業業績をみると、A株企業全体で35.1%の増益。通期では多少鈍化したとしても、3割程度の増益は確保できそう。
株価の水準をみると、上海総合指数 は2007年10月の最高値からみると5割に過ぎず、2009年8月の高値も超えていない状況である。物価、不動産価格が安定してくれば、株価は再び上昇トレンドに戻るであろう。」
利上げではなく預金準備率引上げへ~本土市場はまだ割安感=田代尚機
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1122&f=business_1122_185.shtml
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